2026FV15

草の根技術協力事業(JICA)準備提案書

第5章 優先パイロットプログラムの提案

5.1 ポケット市場(農産物直売・定例市)

概要
 月1回の定例市として農産物・加工品・日用雑貨の直売を行う。農民とサービス業者が参加する市民参加型の場であり、自給的農業を維持し、生活を実質的に豊かにし、都市型食料危機を防ぐ機能を持つ。バスセンター空間の有効活用を基本とし、段階的に拡大する。

設計のポイント
● 定例市(月1回):農産物・加工品・日用雑貨 対象:市民
● 祭の市(バジュラ市・サリナディ市):主に市外・観光客向け
● 農業デイ(啓蒙・体験イベント):子供・学生参加型
● スマホ決済システムの導入(実情に合った方法で)
● 農産物集荷所の設置(前払い制による農家の資金繰り支援)

5.2 文化・農業ハイキングツアー

概要
 サンク(バジュラヨギニ寺院)からチャングナラヤン(世界遺産)へ抜けるハイキングコースを活用した、文化・農業体験型ツアーを開発する。カトマンズ盆地最古の二大聖地を結ぶ、文化的・景観的に価値の高いルートである。地元の若者・英語話者がガイドを担う。

設計のポイント
● 寺院参詣・農村景観・農業体験を組み合わせた半日~1日コース
● 地元食堂・農家民泊(将来的)との連携
● ナガルコット・バクタプール観光客の立ち寄りルートとしての位置づけ
● 多言語(英語・日本語)ガイドの育成

5.3 若者・女性の農業ビジネス起業支援

概要
 農業・食品加工・観光ガイドなどの分野で、若者・女性が自ら小規模ビジネスを立ち上げることを支援する。地元学校・英語教育との連携、子供たちの「売る体験」(ジンジャーエール製造販売など)も視野に入れる。名誉・表彰によるインセンティブ設計を重視する。

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