2026Raji10

Raji Krow整備計画(案)

10. 当面の推奨アクション

以下の作業を優先的に実施することを推奨する。

  1. KMZデータをQGISで可視化し、用水路区間の現況分類図(通水状況・問題箇所・ゾーニング案)を作成する
  2. Shankharapur Municipality農業・インフラ担当部署との公式協議を設定し、本計画の方向性について合意を得る
  3. KoboToolboxの調査フォームを設計し(ネパール語対応)、農家・住民による試験的な問題報告を開始する
  4. 金沢・郡上八幡の用水路整備事例をネパール語の資料(紙芝居・写真集・短尺動画)にまとめ、ワークショップ素材として準備する
  5. 乾期(11~4月)に全幹線水路(RK1~RK6)の実測調査を実施し、漏水箇所・崩壊危険箇所・小河川交差部の詳細調査を行う
  6. 1995年のPlan International事例を参考に、国際NGO・JICA等への支援申請の可能性を検討する
  7. 地元学校との連携による「水路環境教育プログラム」の試験実施を検討する

参考情報

【本計画の基礎資料】

  • KMZデータ:Sankhu-01.kmz(用水路ネットワーク・測量点・施設位置)
  • 長澤徹明・山本忠男「サンクにおける地域用水機能の再生」(2018年、現地調査報告・本計画の主要基礎資料)
  • 長南史男ほか(1997)「ネパールの農業発展と小規模灌漑システム」北海道大学農経論叢第53集
  • 長南史男「サクーとサンカラプール郡:カトマンズ盆地の歴史とともに」
  • Sankhu概説資料:Shankharapur市の人口・地質・地形・気象・社会資本データ

【日本の地域用水の参考事例】

  • 石川県金沢市:辰巳用水・鞍月用水(農業・生活・防火・景観の多目的活用)
  • 岐阜県郡上市郡上八幡:吉田川・宮ヶ瀬川の用水路(子供の水遊び文化の維持)
  • 滋賀県近江八幡市:八幡堀(歴史的景観と農業用水の一体保全)
  • 農林水産省:地域用水の多面的機能に関する資料(環境・文化・景観機能)

以上

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